中学英文法
How much is this hat?
この帽子はいくらですか?
「いくら(値段)」を尋ねる文の作り方を学ぶことにしましょう。
「how」は「どれぐらい」という意味の言葉です。
「much」は「たくさん」という意味の言葉です。
ですから、「how much」で「どれぐらいたくさん」という意味になりますが、値段の話をしているときは「いくら」という意味になります。
普通の文をもとにして、質問する文、さらに「いくら」を尋ねる文を作ってみることにします。
次の3つの文を比べてみてください。
This hat is three thousand yen. この帽子は3000円です。
Is this hat three thousand yen? この帽子は3000円ですか?
How much is this hat? この帽子はいくらですか?
一番上の文は「普通の文」、二番目の文は「質問する文」、三番目の文は「『いくら』を尋ねる文」です。
「普通の文」の中にある「is」を文の一番前に持ってきて、あとはそのままの順に言うと「質問する文」になるのでしたね。
では、「質問する文」から「「いくら」を尋ねる文」を作るにはどうするのでしょう。
「いくら」を尋ねる人は、もちろん、「3000円」ということを知りません。そこで、「質問する文」の"three thousand yen(3000円)"の部分を"how much(いくら)"にかえます。
そして how much を文の一番前に持ってきます。
あとは、残っているものをそのままの順に言うと「いくら」を尋ねる文が出来上がるのです。
ドル、円を英語で書くときの注意
「ドル」は「dollar」と書きますが、複数形があります。
「1ドル」は「one dollar」のように、単数形「dollar」を使います。
「2ドル、3ドル、...」では複数形「dollars」を使います。
つまり、「two dollars」とか「three dollars」のようになるのです。
「円」は「yen」と書きます。
「yen」には複数形はありません。(「単数形と複数形が同じ」と思ってもいいです。)
ですから、「2円、円、4円...」のような場合でも「s」はつけないで「yen」のままにします。
「two yen」とか「three yen」とか「four yen」のようになるわけです。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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