中学英文法

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willの使い方(未来のことを言う)

1. ...するでしょう。 ...するつもりです。(willを使った未来をあらわす表現:普通の文)

It will be cold tomorrow.

明日は寒くなるでしょう。


「will」は「...(する)でしょう」とか「...するつもりです」のように、未来のことをあらわす意味を付け加えるために使う言葉です。


次のふたつの文を比べてください。

音声を聴くIt      is cold today.      寒いです、今日。
音声を聴くIt will be cold tomorrow.   寒くなるでしょう、明日。(未来の話)

「...です」という意味の動詞「is」を原形「be」にして、その前に「will」を付けると「...でしょう」というように、未来のことをいう表現になるのです。

(念のための注意:天気の話をするときは、「It is...」と言うのでしたね。)


今度は次のふたつの文を比べてください。

音声を聴くI      go to the movies.           私は映画に行く。
音声を聴くI will go to the movies tomorrow.  私は映画に行くつもりです、明日。(未来の話)

やはりこの場合も、「行く」という意味の動詞「go」の前に「will」を付けると「行くつもり」という意味になります。


今度は次のふたつの文を比べてください。

音声を聴くI      am a doctor.  私は医者です。
音声を聴くI will be a doctor.  私は医者になります。(未来の話)

やはりこの場合も、「です、」とか「なる」という意味の動詞「be」の前に「will」を付けると「行くつもり」という意味になります。


注意してほしいことがあります。

現在のことを言う時、be動詞はIの文ではam、youやweやtheyの文ではare、HeやSheやitなどの文ではisを使いました。

また、一般動詞はHeやSheやitなどの文ではsやesが付く形にしました。

しかし、「will」を付けて「...(する)でしょう」とか「...するつもりです」という意味にするときは、be動詞はbeを使い、一般動詞はsやesがつかない形(つまり、原形)にしないといけないのです。

つまり、とにかく will のあとは「動詞の原形」にすることになっているのです。


動詞の前にwillを付けて、「will + 動詞の原形」という形を作ると「...(する)でしょう」とか「...するつもりです」という意味になるのです。


willには短縮形があります。

I’ll は I will を縮めたものです。

He'll は He will を縮めたものです。

She'll は She’ll を縮めたものです。

It'll は It will を縮めたものです。

We'll は We will を縮めたものです。

They'll は They will を縮めたものです。

ですから、例えば、

He will be in America next week. (彼はアメリカにいるでしょう、来週。)

He'll be in America next week. (彼はアメリカにいるでしょう、来週。)

のように縮めることができます。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...