中学英文法
Susan wants me to play the guitar.
Susanは私にギターを弾いて欲しい。
おさらい
私たちはすでに、「to+動詞の原形」という形を作ると、「...すること」という意味になることがあるということを学んでいます。
「ここにリンクを張る」
例えば、「to play」で「playすること」(楽器の話だったら「弾くこと、演奏すること」)という意味になることがあるわけです。
ですから、「to play the guitar」で「ギターを弾くこと」という意味になることがあるわけです。(このような物は「不定詞の名詞的用法」と呼ばれるのでしたね。)
そして、例えば
Susan wants to play the guitar.
という文は、
Susanはギターを弾くことが欲しい。→Susanはギターを弾きたい。
という意味になるわけです。
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
Susan /wants/to play the guitar.
Susanは/欲しい/ギターを弾くこと
→Susanはギターを弾きたい.
おさらい終わり
では本題に入りましょう。
まず、次のふたつの文を比べてみてください。
Susan wants to play the guitar.
Susan wants me to play the guitar.
上の文はいまおさらいしたばかりの文です。
Susanはギターを弾くことが欲しい。→Susanはギターを弾きたい。
という意味ですね。
下の文は、上の文に似ていますが。wantsの後ろに「me」という言葉が入っています。
ところで、「me」は「私を」という意味の言葉でしたね。
実は、下の文は、
Susanは「私に」ギターを弾いて欲しい。
という意味なのです。
ここでちょっと注意です。
「私」という意味の英語には「I」とか「my」とか「me」とか「mine」というようなものがあり、きちんと使い分けることが必要でしたね。
Susanは「私に」ギターを弾いて欲しい。
ということを英語で言う場合には、「私に」のところには「me」を使わなくてはいけません。(つまり、目的格の代名詞を使うのです。)
ここまでの話をまとめると
want + 人など + to +動詞の原形
という形を作ると
人などに...してほしい
という意味になるわけです。
このようなパターンの言いまわしをさらに学ぶことにします。
ask + 人など + to +動詞の原形
Tom ask her to go to the supermarket.
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
Tom/asked / her /to go to the supermarket.
Tom/頼んだ/彼女に/そのスーパマーケットに行くことを
→Tomは彼女にそのスーパーマーケットに行くように頼んだ。
注意:「ask」は「尋ねる」という意味の言葉でしたね。
しかし、askには「頼む」という意味もあるのです。
ask + 人など + to +動詞の原形
というパターンでは「ask」は「頼む」という意味で使われます。
ここでもうひとつ注意です。
「彼女」という意味の英語には「she」とか「her」とか「her」とか「hers」というようなものがあり、きちんと使い分けることが必要でしたね。
Tomは「彼女に」そのスーパーマーケットに行くように頼んだ。
ということを英語で言う場合には、「彼女に」のところには「her」を使わなくてはいけません。(つまり、目的格の代名詞を使うのです。)
tell + 人など + to +動詞の原形
Our teacher told us to read the book.
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
Our teacher /told / us /to read the book.
私たちの先生は/言った/私たちに/その本を読むことを
→私たちの先生は私たちにその本を読むように言った。
注意:「私たち」という意味の英語には「we」とか「our」とか「us」とか「ours」というようなものがあり、きちんと使い分けることが必要でしたね。
私たちの先生は「私たちに」その本を読むように言った。
ということを英語で言う場合には、「私たちに」のところには「us」を使わなくてはいけません。(つまり、目的格の代名詞を使うのです。)
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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