中学英文法
I like playing baseball.
私は野球をすることが好きです。
ここでは、「動詞」の後ろに「ing」をつけると「...すること」という意味に変わるという話を学習します。
いくつか例を見てみることにしましょう。
「eat」は「食べる」という意味の動詞です。
この動詞の後ろにingをつけて、「eating」にすると「食べること」という意味に変わります。
「study」は「勉強する」という意味の動詞です。
この動詞の後ろにingをつけて、「studying」にすると「勉強すること」という意味に変わります。
「play」は「(スポーツなどを)する」とか、「(楽器などを)演奏する」とか「遊ぶ」いう意味の動詞です。
この動詞の後ろにingをつけて、「playing」にすると「(スポーツなどを)すること」とか、「(楽器などを)演奏すること」とか「遊ぶこと」という意味に変わります。
もう少し例を見てみましょう。
「eat sushi」で「寿司を食べる」という意味です。
このとき、eatの後ろにingをつけて、「eating sushi」にすると「寿司を食べること」という意味に変わります。
「study English」で「英語を勉強する」という意味です。
このとき、studyの後ろにingをつけて、「studying English」にすると「英語を勉強すること」という意味に変わります。
「play baseball」で「野球をする」という意味です。
このとき、playの後ろにingをつけて、「playing baseball」にすると「野球をすること」という意味に変わります。
これまでの例を見てわかるとおり、動詞の後ろにingをつけると、「...する」という意味から「...すること」という意味に変わるわけです。
(このように、「動詞の後ろにingがついたもの」は「動名詞」と呼ばれています。)
注意
私たちは以前、「現在進行形」とか「過去進行形」と呼ばれるものを学んでいますね。
これらにも、「動詞の後ろにingのついたもの」が出てくるのでした。
しかし、「現在進行形」とか「過去進行形」は、必ず、
「be動詞+動詞の後ろにingがついたもの」
という形をしています。
つまり、「am,are,is,was,wereのようなbe動詞」+「動詞の後ろにingがついたもの」という形をしているのです。
では、本題に戻って、動名詞が出てくる例文を学ぶことにしましょう。
I like baseball.
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
I / like /baseball.
私は/好きです/野球
→私は野球が好きです。
この文は、「野球が好き」ということを伝得ています。
しかし、この文では、「野球をするのが好き」なのか「野球を見るのが好き」なのかはわかりませんね。
では次の文を読んでみて下さい。
I like playing baseball.
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
I / like /playing baseball.
私は/好きです/野球をすること
→私は野球をすることが好きです。
playing baseball(野球をすること)という語句のかたまりが出てきていますね。
このように言えば 「野球をすること」が好き ということが伝わります。
では次の文も読んで見て下さい。
I like watching baseball
この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。
I / like / watching baseball.
私は/好きです/野球を見ること
→私は野球を見ることが好きです。
watching baseball(野球を見ること)という語句のかたまりが出てきていますね。
このように言えば 「野球を見ること」が好き ということが伝わります。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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