中学英文法

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動詞のing形:動名詞の使い方

1. ...すること(動名詞)

I like playing baseball.

私は野球をすることが好きです。


ここでは、「動詞」の後ろに「ing」をつけると「...すること」という意味に変わるという話を学習します。


いくつか例を見てみることにしましょう。


「eat」は「食べる」という意味の動詞です。

この動詞の後ろにingをつけて、「eating」にすると「食べること」という意味に変わります。


「study」は「勉強する」という意味の動詞です。

この動詞の後ろにingをつけて、「studying」にすると「勉強すること」という意味に変わります。


「play」は「(スポーツなどを)する」とか、「(楽器などを)演奏する」とか「遊ぶ」いう意味の動詞です。

この動詞の後ろにingをつけて、「playing」にすると「(スポーツなどを)すること」とか、「(楽器などを)演奏すること」とか「遊ぶこと」という意味に変わります。


もう少し例を見てみましょう。


「eat sushi」で「寿司を食べる」という意味です。

このとき、eatの後ろにingをつけて、「eating sushi」にすると「寿司を食べること」という意味に変わります。


「study English」で「英語を勉強する」という意味です。

このとき、studyの後ろにingをつけて、「studying English」にすると「英語を勉強すること」という意味に変わります。


「play baseball」で「野球をする」という意味です。

このとき、playの後ろにingをつけて、「playing baseball」にすると「野球をすること」という意味に変わります。


これまでの例を見てわかるとおり、動詞の後ろにingをつけると、「...する」という意味から「...すること」という意味に変わるわけです。

(このように、「動詞の後ろにingがついたもの」は「動名詞」と呼ばれています。)


注意

私たちは以前、「現在進行形」とか「過去進行形」と呼ばれるものを学んでいますね。

これらにも、「動詞の後ろにingのついたもの」が出てくるのでした。

しかし、「現在進行形」とか「過去進行形」は、必ず、

「be動詞+動詞の後ろにingがついたもの」

という形をしています。

つまり、「am,are,is,was,wereのようなbe動詞」+「動詞の後ろにingがついたもの」という形をしているのです。


では、本題に戻って、動名詞が出てくる例文を学ぶことにしましょう。


I like baseball.

この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。

I   / like   /baseball.
私は/好きです/野球

→私は野球が好きです。

この文は、「野球が好き」ということを伝得ています。

しかし、この文では、「野球をするのが好き」なのか「野球を見るのが好き」なのかはわかりませんね。


では次の文を読んでみて下さい。


I like playing baseball.

この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。

I   / like   /playing baseball.
私は/好きです/野球をすること

→私は野球をすることが好きです。

playing baseball(野球をすること)という語句のかたまりが出てきていますね。

このように言えば 「野球をすること」が好き ということが伝わります。


では次の文も読んで見て下さい。


I like watching baseball

この文を詳しくみると次のように言葉が並んでいます。

I   / like  / watching baseball.
私は/好きです/野球を見ること

→私は野球を見ることが好きです。

watching baseball(野球を見ること)という語句のかたまりが出てきていますね。

このように言えば 「野球を見ること」が好き ということが伝わります。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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