中学英文法
"a dog" / "three dogs"
一匹の犬 / 三匹の犬
複数形とは
英語ではモノの数や人の数をとても気にしています。
例えば、「犬を飼っている」と言う時、犬が何匹なのか気にしています。
「犬」は英語では「dog」ですが、実は、犬が一匹のときには「a dog」と言い、犬が三匹なら「three dogs」と言うのです。
このようなことについて詳しく学ぶことにしましょう。
さっきも言ったように、英語ではモノや人が「何個あるか、何人いるか」が重要です。
英語ではモノが2つ以上あったり人が2人以上のときには単語の形が変わるのです。
形がどのように変わるのか、詳しく見てみることにしましょう。
1.たいていの単語では、モノが2つ以上あったり人が2人以上のときには単語の後ろに s を付けます。
いくつか例を見てみることにしましょう。
a pen → four pens
1本のペン → 4本のペン
a book → two books
1冊の本 → 2冊の本
a teacher → three teachers
1人の先生 → 3人の先生
a doctor → two doctors
1人の医者 → 2人の医者
2. 1で見たように、たいていの単語では単語の後ろに s を付けるのですが、中 es を付けるものがあります。
いくつか例を見てみることにしましょう。
a bus → two buses
1台のバス → 2台のバス
a box → three boxes
1個の箱 → 3個の箱
a dish → four dishes
1つの皿 → 4つの皿
a church → five churches
1つの教会 → 5つの教会
これらの例では単語の後ろに es が付いていますね。
(実は、s, x, sh, ch で終わる単語には、s ではなく、es を付けるのです。)
3. 1や2で見たように、モノや人の数が複数になると、es を付けたりすることもあるわけですが、esを付ける時に単語の最後の文字を変えるものがあります。
いくつか例を見てみることにしましょう。
a city → three cities
1つの都市 → 3つの都市
a baby → two babies
1人の赤ちゃん → 2人の赤ちゃん
これらの例では単語の最後の y が i に変ってから後ろに es が付いているのです。
次の例も見てください。
a leaf → three leaves
1枚の葉っぱ → 3枚の葉っぱ
a knife → two knives
1本のナイフ → 2本のナイフ
leaf は、f を v に変えて, そのあとに es を付けています。
knife は、fe を ve に変えて, そのあとに s を付けています。
4.これまで見てきたようにモノや人の数が複数(つまり2以上)になると、単語の最後に s や es を付けます。しかし、そうではなく、単語の形が変ってしまうものもあります。
いくつか例を見てみることにしましょう。
a man → four men
1人の男の人 → 4人の男の人
a woman → three women
1人の女の人 → 3人の女の人
a child → three children
1人の子ども → 3人の子ども
a foot → two feet
1つの足 → 2つの足
a goose → five geese
1羽のガチョウ → 5羽のガチョウ
ここで見たように、
man は men に変わります。
woman は women に変わります。
child は children に変わります。
foot は feet に変わります。
goose は geese に変わります。
このような単語の数はそう多くありません。
出会ったときに覚えるようにしましょう。
あなたが使っている学校の教科書に出てくるたびに、ひとつひとつ覚えていけば良いのです。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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