中学英文法

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There is... There are... (...があります)

4. ...がありません。(There is... There are...:否定する文)

There isn't a park in the town.

この町には公園がありません。


There is... やThere are...というような文で、否定する文(「...はありません」という文)を作り方を、いくつか例文を使って学ぶことにしましょう。


1.次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くThere is%    a park in the town.   この町には公園があります。
音声を聴くThere isn't a park in the town.   この町には公園がありません。

上の文は「普通の文」で、下の文は「否定する文」です。

普通の文の中にある「is」を「isn't」にすると否定する文になるのです。

少し補足をします。

isn't は is not を短く縮めたものです。

ですから、次の2つの文は同じ意味です。

There isn't a park in the town.    彼は医者ではありません。

There is not a park in the town.    彼は医者ではありません。


2.次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くThere are    two apples in the box.  その箱の中には2つのりんごがあります。
音声を聴くThere aren't two apples in the box.  その箱の中には2つのりんごはありません。

上の文は「普通の文」で、下の文は「否定する文」です。

普通の文の中にある「are」を「aren't」にすると否定する文になるのです。

少し補足をします。

aren't は are not を短く縮めたものです。

ですから、次の2つの文は同じ意味です。

There aren't two apples in the box.    その箱の中には2つのりんごはありません。

There are not two apples in the box.    その箱の中には2つのりんごはありません。


3.次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くThere are    some books in my bag.  私のかばんの中には何冊かの本があります。
音声を聴くThere aren't any  books in my bag.  私のかばんの中にはちっとも(少しも、一冊も)本がありません。

上の文は「普通の文」で、下の文は「否定する文」です。

普通の文の中にある「are」を「aren't」にすると否定する文になるのです。

ここで少し思い出しておくことがあります。

some という言葉と any という言葉の使い方についてです。

someは「いくつかの」という意味の言葉です。

この言葉は、肯定的なことを言う時に使う言葉です。

some books で「いくつかの本(何冊かの本)」という意味になりますが、someという言葉を使っているので、いくつかの本(何冊かの本)が「ある」というように、肯定的なことをいっていることになるのです。

anyは「ちょっとは」とか「ちっとも」というニュアンスを出したい時につかう言葉です。

ですから、この言葉は、質問するときや否定的なことを言う時によく使います。

否定する文の中で any books というように言うと ちっとも(1冊も)本が「ない」というような感じになります。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...