中学英文法

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have to の使い方(...しなければならない)

1. ...は...しなければならない。 (普通の文)

I have to get up early.

私は早く起きなくてはなりません。


ここでは「...しなければならない」という表現を学びます。


「have to」は「しなければならない」という意味を付け加えるために使う言葉です。

(実はこの他にも、「しなければならない」という意味を付け加えるための言葉として、「must」という言葉があるのですが、これについては他のところで学びます。)


次のふたつの文を比べてください。

音声を聴くI         get up early.  私は早く起きる。
音声を聴くI have to get up early.  私は早く起きなくてはならない。

実は、「起きる」という意味の動詞「get up」の前に「have to」を付けると「起きなくてはならない」という意味になるのです。


今度は次のふたつの文を比べてください。

音声を聴くHe        gets up early.  彼は早く起きる。
音声を聴くHe has to get  up early.  彼は早く起きなくてはならない。

ふたつ目の文に注目してください。

注意してほしいことがあります。

まず、「he」や「she」や「it」の文では「have to」ではなく「has to」を使うということです。

(いわゆる、「三人称単数」というやつです。)

また、「have to」や「has to」のあとは必ず動詞は原形にします。

(ですから、「have to gets up」とか「has to gets up」としてはいけません。つまり、「gets」ではなく原形の「get」を使います。)

そしてやはりこの場合も、「起きる」という意味の動詞「get up」の前に「has to」を付けると「起きなくてはならない」という意味になります。


ここまでの話をまとめておきましょう。

「have to + 動詞の原形」や「has to + 動詞の原形」という形を作ると、「...しなくてはならない」という意味になります。

「I」や「you」や「we」や「they」の文では「have to + 動詞の原形」を使います。

「he」や「she」や「it」の文では「has to + 動詞の原形」を使います。


ではいくつか例文を学ぶことにします。


I have to go now.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

I   /   have to go      / now.
私は/行かなくてはならない/いま

→私はいま行かなくてはなりません。


We have to work hard.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

We     /   have to work     / hard.
私たちは/働かなくてはならない/一生懸命

→私たちは一生懸命働かなくてはならない。


Judy has to do her homework.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

Judy  /   has to do    / her homework.
Judyは/しなくてはならない/彼女の宿題

→Judyは彼女の宿題をしなくてはならない。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

練習問題に進む →

気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...