中学英文法

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現在完了:経験用法

4. ...したことがありません。(現在完了-経験:否定する文)

I haven't visited Okinawa.

私は沖縄を訪れたことがありません。


「...したことがありません」というような、否定する文を作りたいとき、言葉をどのような順番で並べれば良いのか学ぶことにしましょう。


次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くI have    visited Okinawa.  私は沖縄を訪れたことがあります。
音声を聴くI haven't visited Okinawa.  私は沖縄を訪れたことがありません。

上の文は「普通の文」で、下の文は「否定する文」です。

普通の文の中にある「have」という言葉をの否定の形「haven't」にすると否定する文になるのです。

少し補足をします。

haven't は have not を縮めたもの(短縮形)でしたね。

ですから、次の2つの文は同じ意味です。

I haven't visited Okinawa.    私は沖縄を訪れたことがありません。

I have not visited Okinawa.    私は沖縄を訪れたことがありません。


いくつか例文を学ぶことにしましょう。


次の2つの文をくらべてください

音声を聴くTom has    visited France.  Tomはフランスを訪れたことがあります。
音声を聴くTom hasn't visited France.  Tomはフランスを訪れたことがありません。

「Tom」は「he(彼は)」の扱いになります。

ですから、「普通の文」では has が使われ、「否定する文」ではその否定形「hasn't」が使われます。

注意

hasn’t は has not を縮めたもの(短縮形)です。ですから、

Tom hasn’t...

という代わりに

Tom has not...

ということもできます。


neverという言葉の使い方

never は「決して...でない」とか「今までに一度も...でない」いう意味の言葉です。

この言葉を使うと「今までに一度も...したことがない」というような、はっきりとした否定の感じを出すことができます。

次の2つの文をくらべてください。

音声を聴くI have not   been to Okinawa?  私は沖縄へ行ったことがありません。
音声を聴くI have never been to Okinawa?  私は今までに一度も沖縄へ行ったことがありません。

ここで注意してほしいことがあります。

それは、neverの中にはnotが内臓されているということです。

つまり、never は 一度も...で「ない」 という意味の言葉なので、never を使うときは、have notとかhaven't とする必要はないのです。


いくつか例文を学ぶことにしましょう。


I have never read the book.    私は今までに一度もその本を読んだことがありません。


Judy has never been to Japan.    Judyは今までに一度も日本へ行ったことがありません。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...