中学英文法

学校の授業で困っているひとのためのウェブサイト

関係代名詞:主格の場合

1. thatを使って人やモノに説明を加える表現(関係代名詞that:主格の場合)

"a friend that lives in Australia"

"オーストラリアに住んでいる友だち"


「オーストラリアに住んでいる(一人の)友達」を英語でどんなふうに言えば良いのかこれから順に説明します。

「(一人の)友だち」という「語句」を英語で言うと「a friend」ですね。

「(一人の)友だちがオーストラリアに住んでいます。」という「文」を英語で言うと「A friend lives in Australia.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

a friend    (一人の)友だち    (これは語句)

A friend lives in Australia.    (一人の)友だちがオーストラリアに住んでいます。    (これは文)

ということですね。

「オーストラリアに住んでいる(一人の)友達」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「a friend(一人の友達)」という「語句」を「a friend lives in Australia.(一人の友だちがオーストラリアに住んでいます。)」という「文」を使って、どんな友だちなのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「a friend」を「that」にかえてつなぐのです。

つまり、

a friend that lives in Australia

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

  a friend    /that lives in Australia
(一人の)友だち/thatはオーストラリアに住んでいる(んだけどね)

→オーストラリアに住んでいる(一人の)友だち

「that」は「a friend」の代わりになっていることに注意しましょう。


これまでの説明でわかるように、that は「人」や「モノ」を表す語句の後ろに補足説明をする文をつなぐ役割をしています。

このような役割を果たす言葉は関係代名詞と呼ばれています。


では、関係代名詞 that を使う例をいくつか学ぶことにします。


「その机の上にある(1冊の)本」を英語で言うとどうなる?

「(1冊の)本」という「語句」を英語で言うと「a book」ですね。

「(1冊の)本がその机の上にあります。」という「文」を英語で言うと「A book is on the desk.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

a book    (1冊の)本    (これは語句)

A book is on the desk.    (1冊の)本がその机の上にあります。    (これは文)

ということですね。

「その机の上にある(1冊の)本」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「a book(1冊の本)」という「語句」を「A book is on the desk.(1冊の本がその机の上にあります。」という「文」を使って、どんな本なのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「a book」を「that」にかえてつなぐのです。

つまり、

a book that is on the desk

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

 a book  /that is on the desk
(1冊の)本/thatはその机の上にある(んだけどね)

→その机の上にある(1冊の)本

「that」は「a book」の代わりになっていることに注意しましょう。


「サッカーを上手にする(一人の)少年」を英語で言うとどうなる?

「(一人の)少年」という「語句」を英語で言うと「a boy」ですね。

「(一人の)少年がサッカー上手にします。」という「文」を英語で言うと「A boy plays soccer well.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

a boy    (一人の)少年    (これは語句)

A boy plays soccer well.    (一人の)少年がサッカーを上手にします。    (これは文)

ということですね。

「サッカーを上手にする(一人の)少年」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「a boy(一人の少年)」という「語句」を「A boy plays soccer well.(一人の少年がサッカーを上手にします。」という「文」を使って、どんな少年なのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「a boy」を「that」にかえてつなぐのです。

つまり、

a boy that plays soccer well

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

   a boy    /that plays soccer well
(一人の)少年/thatはサッカーを上手にする(んだけどね)

→サッカーを上手にする(一人の)少年

「that」は「a boy」の代わりになっていることに注意しましょう。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

練習問題に進む →

気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...