中学英文法

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give + 人 + モノ など(目的語をふたつ取る動詞)

1. ...さん(人)に...(もの)を...する(目的語をふたつ取ることがある動詞その1)

I wrote Susan a letter.

私はSusanに(一通の)手紙を書いた。


write(書く) という動詞を例にして説明します。

まず、wrote は write(書く)という動詞の過去形であるということを思い出しておいてください。


次の文を見てください。

I wrote a letter.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

I   /wrote /a letter.
私は/書いた/(一通の)手紙を

→ 私は(一通の)手紙を書いた。

この文では write(書く)という動詞の後に、「何を」書くのか言っています。

write(書く) の後に「a letter(一通の手紙を)」と言っています。

つまり、「write ...」で「...を書く」という意味になるのですね。


では今度は次の文を見てください。

I wrote Susan a letter.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

I   /wrote /Susan  /a letter.
私は/書いた/Susanに/一通の手紙を

→ 私はSusanに(一通の)手紙を書いた。

この文では write(書く)という動詞の後に、「だれに」、「何を」書くのか言っています。

write(書く) の後に「Susanに」、「a letter(一通の手紙)を」と言っています。

つまり、

write + だれだれ(人) + なになに(モノ)

で、

「だれだれ(人)に」「なになに(モノ)を」書く

という意味になるわけです。

「だれだれ(人)に」と「なになに(モノ)を」の順番は逆にしてはいけません。

「人」が先で「モノ」が後です。

(実は、「だれだれ(人)に」と「なになに(モノ)を」の順番を逆にする言い方もあるのですが、その話は別に学ぶことにします。)


ここまでの説明でわかったように、write(書く)という動詞は、その後に「だれだれ(人)に」と「なになに(モノ)を」ということを続けることができます。

writeの他にもこのような動詞があります。

ではこれから、「だれだれ(人)に」と「なになに(モノ)を」ということを続けることの出来る動詞をいくつか学ぶことにしましょう。


I gave Tom a book.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

 I  / gave   / Tom / a book.
私は/あたえた/Tomに/(1冊の)本を

→私はTomに(1冊の)本をあげた

give + だれだれ(人) + なになに(モノ)

「だれだれ(人)に」「なになに(モノ)を」あたえる(あげる)

という意味になるわけです。


He showed me some pictures.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

He  /showed/ me /some pictures.
彼は/見せた/私に/何枚かの写真を

→彼は私に何枚かの写真を見せた

show + だれだれ(人) + なになに(モノ)

「だれだれ(人)に」「なになに(モノ)を」見せる

という意味になるわけです。


Judy will tell Tom an interesting story.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

Judy  /will tell / Tom /an interesting story.
Judyは/話すでしょう/Tomに/興味深い話を

→JudyはTomに興味深い話を話すでしょう。

tell + だれだれ(人) + なになに(モノ)

「だれだれ(人)に」「なになに(モノ)を」話す

という意味になるわけです。


Mr.Sato teaches us math.

この文を詳しく見ると次のようになっています。

 Mr.Sato  /teaches /  us    /math.
佐藤先生は/教えます/私たちに/数学を

→佐藤先生は私たちに数学を教えます。

teach + だれだれ(人) + なになに(モノ)

「だれだれ(人)に」「なになに(モノ)を」教える

という意味になるわけです。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

練習問題に進む →

気になることがある人は、今学んでいる文法事項の...