中学英文法
Bob is taller than Kenji.
Bobはケンジより背が高いです。
ここでは、「何かと何かを比べる表現」を学びます。
まず、次の文を見て下さい。
Bob is tall. Bobは背が高いです。
この文を詳しく見てみると次のようになっています。
Bob / is /tall.
Bobは/です/背が高い
→Bobは背が高いです。
では今度は、次の文を見て下さい。
Bob is taller than Kenji. Bobはケンジより背が高いです。
この文を詳しく見てみると、実は、次のようになっているのです。
Bob / is / taller /than Kenji.
Bobは/です/(もっと)背が高い/ケンジよりも
→Bobはケンジよりも(もっと)背が高いです。
この文では「tall(背が高い)」という言葉のすぐうしろに er がついて、「taller」という形になっています。
実は、er をつけて「taller」という形にすると、「もっと背が高い」という意味になるのです。
英語ではこのように、ふたつのものや人を比較して表現する場合、よく、 er をつけます。
つまり、 er をつけると、「もっと...」という意味に変わるのです。
(erのついた形は比較級と呼ばれています。)
「than...」は「...よりも」という意味の言葉です。
ですから、「than Kenji」は「ケンジよりも」という意味になります。
このようにして、ふたつのものを比べる表現ができます。
それではこれから、ふたつのものを比べている例文をいくつか学ぶことにしましょう。
This dog is bigger than that dog.
この文を詳しく見てみると、次のようになっています。
This dog/ is / bigger /than that dog.
この犬は/です/(もっと)大きい/あの犬よりも
→この犬はあの犬よりも(もっと)大きいです。
ふたつのものや人を比較して表現する場合、 er をつけるわけですが、big(大きい)の場合は最後の文字gを重ねてから er を付けます。
「than that dog」は「あの犬よりも」という意味です。
Hokkaido is larger than Tokyo.
この文を詳しく見てみると、次のようになっています。
Hokkaido/ is / larger /than Tokyo.
北海道は/です/(もっと)大きい/東京よりも
→北海道は東京よりも(もっと)大きいです。
ふたつのものや人を比較して表現する場合、 er をつけるわけですが、large(大きい、広い)の場合は最後の文字がeなので r だけを付けます。
「than Tokyo」は「東京よりも」という意味です。
This stone is heavier than that stone.
この文を詳しく見てみると、次のようになっています。
This stone/ is / heavier /than that stone.
この石は /です/(もっと)重い/あの石よりも
→この石はあの石よりも(もっと)重いです。
ふたつのものや人を比較して表現する場合、 er をつけるわけですが、heavy(重い)の場合は最後の文字がyなので y を i に変えてから er を付けます。
「than that stone」は「あの石よりも」という意味です。
This car is better than that car.
この文を詳しく見てみると、次のようになっています。
This car/ is / better /than that car.
この車は/です/(もっと)良い/あの車よりも
→この車はあの車よりも良いです。
ふたつのものや人を比較して表現する場合、 er をつけるわけですが、good(良い)は例外で、gooderにしてもダメなのです。betterという言葉を使います。
「than that car」は「あの車よりも」という意味です。
This book is worse than that book.
この文を詳しく見てみると、次のようになっています。
This book/ is / worse /than that book.
この本は /です/(もっと)悪い/あの本よりも
→この本はあの本よりも悪いです。
ふたつのものや人を比較して表現する場合、 er をつけるわけですが、bad(悪い)は例外で、baderにしてもダメなのです。worseという言葉を使います。
「than that book」は「あの本よりも」という意味です。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
練習問題に進む →