中学英文法

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関係代名詞:目的格の場合

1. thatを使って人やモノに説明を加える表現(関係代名詞that:目的格の場合)

"a letter that he wrote"

"彼が書いた手紙"


「彼が書いた(一通の)手紙」を英語でどんなふうに言えば良いのかこれから順に説明します。

「(一通の)手紙」という「語句」を英語で言うと「a letter」ですね。

「彼は(一通の)手紙を書きました。」という「文」を英語で言うと「He wrote a letter.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

a letter    (一通の)手紙    (これは語句)

He wrote a letter.    彼は(一通の)手紙を書きました。    (これは文)

ということですね。

「彼が書いた(一通の)手紙」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「a letter(一通の手紙)」という「語句」を「He wrote a letter.(彼は一通の手紙を書きました。)」という「文」を使って、どんな手紙なのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「a letter」を「that」に変え、さらに「that」を一番前に持ってきてからつなぐのです。

つまり、

a letter that he wrote

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

 a letter    /that he wrote
(一通の)手紙/thatを彼が書いた(んだけどね)

→彼が書いた(一通の)手紙

「that」は「a letter」の代わりになっていることに注意しましょう。


これまでの説明でわかるように、that は「人」や「モノ」を表す語句の後ろに補足説明をする文をつなぐ役割をしています。

このような役割を果たす言葉は関係代名詞と呼ばれています。


では、関係代名詞 that を使う例をいくつか学ぶことにします。


「私が毎日使う(その)コンピュータ」を英語で言うとどうなる?

「(その)コンピュータ」という「語句」を英語で言うと「the computer」ですね。

「私は毎日(その)コンピュータを使います。」という「文」を英語で言うと「I use the computer every day.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

the computer    (その)コンピュータ    (これは語句)

I use the computer every day.    私は毎日(その)コンピュータを使います。    (これは文)

ということですね。

「私が毎日使う(その)コンピュータ」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「the computer(そのコンピュータ)」という「語句」を「I use the computer every day.(私は毎日そのコンピュータを使います。)」という「文」を使って、どんなコンピュータなのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「the computer」を「that」に変え、さらに「that」を一番前に持ってきてからつなぐのです。

つまり、

the computer that I use every day

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

 the computer   /that I use every day
(その)コンピュータ/thatを私は毎日使う(んだけどね)

→私が毎日使う(その)コンピュータ

「that」は「the computer」の代わりになっていることに注意しましょう。


「Judyが昨日会った(一人の)少年」を英語で言うとどうなる?

「(一人の)少年」という「語句」を英語で言うと「a boy」ですね。

「Judyは昨日(一人の)少年に会いました。」という「文」を英語で言うと「Judy met a boy yesterday.」となりますね。

念のため、ここまでの話を整理しましょう。

a boy    (一人の)少年    (これは語句)

Judy met a boy yesterday.    Judyは昨日(一人の)少年に会いました。 (これは文)

ということですね。

「Judyが昨日会った(一人の)少年」を英語で言いたい場合、このふたつをつなぎます。

「a boy(一人の少年)」という「語句」を「Judy met a boy yesterday.(Judyは昨日一人の少年に会いました。)」という「文」を使って、どんな少年なのか、後ろから補足説明するのです。

ただしちょっとした細工をします。

文の中にある「a boy」を「that」に変え、さらに「that」を一番前に持ってきてからつなぐのです。

つまり、

a boy that Judy met yesterday

と言えばよいのです。

この言いまわしをもう少し詳しく見てみると次のようになっていることがわかります。

  a boy     /that Judy met yesterday
(一人の)少年/thatにJudyは昨日会った(んだけどね)

→Judyが昨日会った(一人の)少年

「that」は「a boy」の代わりになっていることに注意しましょう。


それでは練習問題を解くことにしましょう。

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