中学英文法
This is a letter he wrote yesterday.
これは昨日彼が書いた手紙です。
おさらい
私たちはすでに、関係代名詞thatやwhoやwhomを使って語句を後ろから文で補足説明する表現を学びました。
例えば、関係代名詞thatを使うと「昨日彼が書いた手紙」は「a letter that he wrote yesterday」となります。
ですから、
This is a letter that he wrote yesterday.
これは昨日彼が書いた手紙です。
というような文を作ることができます。
また、人について補足説明を後ろから加える場合は関係代名詞whomを使うことができました。
例えば「私が昨年教えた生徒」は「a student I taught last year」となります。
ですから
He is a student whom I taught last year.
彼は私が昨年教えた生徒です。
というような文を作ることができます。
また、モノについて補足説明を後ろから加える場合は関係代名詞whichを使うことが出来ました。
例えば関係代名詞whichを使うと「昨日彼が書いた手紙」は「a letter which he wrote yesterday」となります。
ですから
This is a letter which he wrote yesterday.
これは彼が昨日書いた手紙です。
というような文を作ることができます。
おさらいおわり
では本題に入りましょう。
実は、今おさらいしたような表現では、関係代名詞thatやwhoやwhomを省略することができます。
このようなことを「目的格の関係代名詞の省略」ということがあります。
ですから、例えば次のふたつの文は同じ意味です。
This is a letter that he wrote yesterday. これは彼が昨日書いた手紙です。
This is a letter he wrote yesterday. これは昨日彼が書いた手紙です。(関係代名詞thatを省略)
また、次のふたつの文も同じ意味です。
He is a student whom I taught last year. 彼は私が昨年教えた生徒です。
He is a student I taught last year. 彼は私が昨年教えた生徒です。(関係代名詞whomを省略)
さらにまた、次のふたつの文も同じ意味です。
This is a letter which he wrote yesterday. これは彼が昨日書いた手紙です。
This is a letter he wrote yesterday. これは昨日彼が書いた手紙です。(関係代名詞whichを省略)
このように、目的格の関係代名詞は省略することができます。
注意:主格の関係代名詞は基本的に省略することができません。
つまり、「ここにリンクをふたつ作る」で学んだような関係代名詞は省略できないのです。
それでは練習問題を解くことにしましょう。
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